男の子の上手な育て方とは?大変なことばかりじゃないよ!一緒に楽しむ方法をご紹介!

男の子の育て方には、ちょっとしたコツがあります。男の子はエネルギッシュで好奇心旺盛ですが、感情表現が苦手だったり、集中力が続きにくかったりすることもあります。
こうした特性を理解し「男の子の心に響く接し方」をすると、ぐんぐん成長します。
ではどのようなことに、気を付ければいいのでしょうか。
1.男の子の特性を理解する
よく動く→体を使ってまなぶ
男の子は、じっとしているのが苦手なことが多いです。座って話を聞くより、実際に動きながら学ぶほうが理解しやすいことがあります。
・「このおもちゃ、どうやって動くかな?」(考えながら絵を動かす)
・「公園で葉っぱを拾って、図鑑で調べよう!」(体験型学習)
競争心が強い→ゲーム感覚でやる気UP
「誰が一番早く靴を履けるかな?」「お片付け競争しよう!」など、遊び感覚で取り組むと、楽しく行動できます。
感情表現が苦手→言葉を教えてあげる
「悔しいね」「悲しかったね」と、気持ちを代弁してあげると、感情を表現する力が自然と育ちます。
2.男の子の上手な育て方のポイント
① たくさん身体を動かす機会を作る
② 短く・具体的に伝える
③ ルールや約束はシンプルに
④ 「競争心」をうまく活用する
⑤ 「行動」をたくさん褒める
⑥ 「甘えたい気持ち」を受け止める
① たくさん身体を動かす機会を作る
男の子は、エネルギーを発散させると落ち着くことが多いです。
・公園で思い切り遊ばせる
・スポーツ(サッカー・水泳・体操など)をさせる
・「お手伝い競争」など、体を動かしながら楽しく家事をさせる
※エネルギーを発散させると、集中力もUP!
② 短く・具体的に伝える
男の子は、長い説明や抽象的な表現が苦手です。
× 「どうして片づけないの?」
〇「おもちゃはここに片づけよう」
また、一度にたくさんの指示をすると混乱するので、一つずつ伝えましょう。
×「手を洗って、片づけて、早く寝なさい!」
〇「まず手を洗おう!」(→できたら次の指示を出す)
③ ルールや約束はシンプルに
男の子は、はっきりしたルールがあると動きやすいです。
×「騒がないで」
〇「おうちでは小さい声で話そう!」
×「走らない!」
〇「ゆっくり歩こう!」
「なぜダメなのか?」を伝えると納得しやすいのです。「道路では手をつなごうね。車が来たら危ないね」という感じです。
④ 「競争心」をうまく活用する
男の子は、勝ち負けやゲーム感覚が大好きなので、やる気を引き出すのに活用できます。
・「どっちが早くお片付けできるかな?」
・「パパとどっちが先に靴を履けるかな?」
これなら、楽しみながら取り組めます!
⑤ 「行動」をたくさん褒める
男の子は認められるともっと頑張れるので「結果」だけでなく「努力」や「行動」を褒めると良いです。
・「すごいね!」だけでなく「おもちゃを片づけてくれて助かったよ!」など具体的に褒める
・「頑張ったね!」「最後までやり遂げたね!」と過程を認める
すると、自信がつき、どんどんチャレンジできる子になります。
⑥ 「甘えたい気持ち」を受け止める
男の子は甘えん坊な一面もあります。「もう〇歳なんだから…」と突き放すのではなく、たっぷり甘えさせると安心感が育ちます。
・「ママ抱っこして」→「いいよ!」(短時間でもOK)
・「ママと一緒がいい」→しばらく一緒にいてあげる
しっかり甘えられると、自立しやすくなるという研究結果もあります!
3.こんなときはどうする?(よくある悩み)
Q. うちの子、じっとしてられない
A. 「少し動いてから集中する」流れを作る。
5分間なわとびしてから宿題!など、エネルギーを発散させてから落ち着いて取り組めるようにするとOK。
Q. すぐに手が出る、乱暴な言葉を使う
A. 気持ちを言葉で伝える方法を教える。
・「怒ったときは『イヤだよ』って言おうね」
・「おもちゃを貸したくないときは、『今は使っているよ』って言っていいんだよ」
言葉で伝える方法を学ぶと、手が出にくるなります。
Q. 負けるとすぐ泣く、怒る…
A. 「悔しいね」と気持ちを認めつつ、次につなげる声かけを
・「悔しいね。でも頑張ったよ!」
・「次はこうしてみようか!」
負けることも学びの一つです。「挑戦することが大事」と伝えることが大切です。
4.男の子の育児を楽しむコツ
✅ 「動くのが好き」→たくさん遊ばせる
✅ 「言葉で伝えるのが苦手」→気持ちを代弁する
✅ 「競争心が強い」→ゲーム感覚でやる気UP
✅ 「甘えたい」→しっかり甘えさせると安心する
男の子は、元気いっぱいで手がかかるけど、単純で素直な一面もあるのが魅力的!
「大変」と思うことが多いかもしれませんが、「今しかないこの時期を楽しむ」と言う気持ちで接すると、育児がグッと楽になりますよ!
この自己肯定感、小さい頃から養われていったものが、大人になってとても影響します。成功体験をたくさんした幼少期があることが重要なのです。
自己肯定感は、大人になってからも鍛えることはできるのでしょうが、幼少期の経験は後から取り戻せません。
また、男の子を育てるうえで、母親が気を付けるポイントがいくつかあります。男の子は成長とともに自立心を育てる必要があり、母親としてどのように関わるかが重要です。
以下のポイントに気を付けると、健やかな成長をサポートできます。
① 過干渉にならない
② 感情と認め、言葉で表現させる
③ 男性のロールモデルを見せる
④ スキンシップと愛情表現を忘れない
⑤ 自立を促す習慣をつける
⑥ 失敗を責めず、挑戦を応援する
⑦ 母親自身が楽しく生きる
① 過干渉にならない
母親はつい世話を焼きたくなりますが、男の子は自分で考え、挑戦し、失敗しながら成長します。
・服を自分で選ばせる
・宿題をやるかどうか本人に委ねる
② 感情と認め、言葉で表現させる
男の子は「泣くな」「我慢しろ」と言われがちですが、感情を抑えるとストレスがたまります。
・「悔しかったね」「悲しかったんだね」と言葉にする手助けをする
③ 男性のロールモデルを見せる
父親だけでなく、祖父、先生、スポーツのコーチなど、身近な男性の姿を見せることで「男らしさ」に幅広い選択肢を持たせることができます。
④ スキンシップと愛情表現を忘れない
男の子も母親の愛情を求めています。小さい頃から抱きしめる、頭をなでる、目を見て話すなどを続けると、安心感が育ちます。
⑤ 自立を促す習慣をつける
小さい頃から「自分のことは自分でできる」習慣をつけると、成長しても頼り過ぎず、自立した大人になれます。
・おもちゃを片づける、食器を運ぶ
・買い物を手伝わせる
⑥ 失敗を責めず、挑戦を応援する
男の子はやんちゃで失敗も多いですが「どうすれば次はうまくいくかな?」と考えさせることで、成長につながります。
⑦ 母親自身が楽しく生きる
母親が自分の人生を楽しんでいる姿を見せると、子供も「大人になるのが楽しみ」と思えます。無理をせず、自分の時間も大切にしましょう。
~まとめ~
男の子の育て方で大事なのは…
・愛情を持って見守ること
・自立を促すこと
・感情を大切にすること
母親の関わり方次第で、優しさと思いやりのある男の子に育ちます。